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テーマパークを楽しむためのファッションスタイル

コロナ禍で楽しむテーマパーク
17Z1-031 押田 遥香
商業施設でもない遊園地とも違うところ、テーマパーク。現代の人たちにとってテーマパークの存在意義やテーマパークを訪れる理由はどこにあるのか。今までの楽しみ方をヒントに、新型コロナウイルスが流行する現在でもテーマパークを楽しむことができるように、ファッションに着目して企画を考えました。
衣服テーマパーク
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テーマパークとファッション

 テーマパークとは、総合的に構成されたストーリー性を元に造られたレジャー施設のことです。遊園地と明確に差別化をされている訳ではないが、アトラクション(乗り物)ショップ(お店)などが、一つ一つでは成り立たせることが出来ないのがテーマパークです。テーマパークが現在も必要とされる理由として、アクティビティやイベントなど、家では体験ができないことにお金を使う「コト」消費の時代から、ある場所でしか味わうことができない時間のためにお金を使う「トキ」消費の時代へと消費のマインドが変化したことが挙げられます。休養や休憩、気晴らしや娯楽、自己表現をする場所など、人として生活の一部であり、現実逃避やストレスを発散する場所としても必要な存在なのです。テーマパークでは、コンセプトとするものが異なっています。ファミリーエンターテイメント、アトラクション、グリーティングなど、ヒト・コト・モノとそれぞれに特化させていました。ですが、テーマパークでの楽しみ方は、年代や世代、グループによってそれぞれです。アトラクションを体験する、キャラクターとの時間を楽しむためにショーやパレードを鑑賞する、期間限定でしか楽しむことができないフードを食べる、テーマパーク独特の世界観に浸る、ファッションから世界観を楽しむなど、まだまだ沢山あります。ファッションの要素から近年では、2人でファッションを揃える双子コーデやキーカラーを指定して必ず身につけるリンクコーデ、学生服などでファッションを揃える制服コーデなどのファッションスタイルも流行しました。テーマパークでも、これらのコーディネートは多く見られるようになったと思います。
 

例:東京ディズニーリゾート
他にもユニバーサルスタジオジャパン、サンリオピューロランド、レゴランドなどが、テーマパークに当たります。

例:フードで楽しむ
2020年新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けた休園明け後の、11月に実際に食べたフードです。この日は、このローストビーフを食べるために東京ディズニーシーへ行きました。

テーマパークファッション

 テーマパークでは、カチューシャやキャップなど、キャラクターの耳などをモチーフとしたグッズが売られています。グループで同じものを身につけたり、色違いをつけてパークを歩く人たちが多く見られます。テーマパークに慣れた人たちは、服装もテーマパークに合わせてコーディネートをしている人たちも少数派ではありますが見受けられます。それでも多くの人たちのテーマパークのためのコーディネートは、まだ未完成の状態だと思いました。
 そこでテーマパークの楽しむことができる要素である、シーズン、キャラクター、パークのエリアと、ファッションを掛け合わせることで新しい楽しみ方を提案できるのではないかと考えました。現在全てのパーテーマパークは、2020年の新型コロナウイルスの流行から、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」から作られたガイドラインに基づいて、新しい様式で運営を行っています。新型コロナウイルスの流行したことから、行動にはたくさんの制限があります。そんな中で、テーマパークが与えられることには限りがありますが、ファッションの観点から自らテーマパークで楽しむことはできます。私たちの生活が新しい生活様式となったように、テーマパークも新しい様式に変わりましたが、接触を避けても楽しむことができる新しい楽しみ方です。

ファッションから楽しむテーマパーク

 「テーマパークを楽しむファッションスタイル」今回は、ディズニーカラーに着目してスタイル案を考えました。上のコーディネートは、グループで楽しむカラーコーディネートです。それぞれがキャラクターカラーを着ることでグループで楽しむことができると思います。下のコーディネートは、エリアで楽しむカラーコーディネートです。シンデレラをイメージさせる青をモチーフに、お城やファンタジーなエリアで楽しむことができると思います。

テーマパークで販売されているカチューシャやキャップと合わせると、よりテーマパークファッションを楽しむことが出来ます。

押田 遥香

好きな授業
私が好きな授業は「ファッションデザイン」です。2年の後期と3年の前期後期に学びました。流行とはまた違う、自分が表現したいものをファッションで表現する楽しさをとても感じた時間でした。

学部を振り返って
誰かのためにデザインする発想の楽しさ、そのデザインを表現する難しさなど、たくさんの課題の中で感じられたことです。これからも沢山のデザインに触れたいです。この学部を薦めてくれた両親には感謝しています。

学部で身につけた力
発想する力はとても身についたと思います。自由な発想で課題に取り組むことが出来たので、色々な視点から発想できるようになりました。デザインする中で、発想の柔軟性はとても大切でした。